飲食業界に身を置いて25年になります。
明るく、楽しく、分かりやすいのが飲食業の仕事の特徴だと思っています。
明るい=基本人と人が接するサービス業で、そこに美味しい料理が介在するので誰しもテンションが上がる場所が飲食店である。
楽しい=机や製造ラインに向かって黙々とこなす仕事ではありません。人と人の連携なくして仕事が進まないのでおのずとコミュニケーションが活発な職場になります。
分かりやすい=自分の担っていることがどう貢献しているのかわかりづらい仕事ってありますよね。飲食店は作る人なのか、運ぶ人なのか、自分がどう役に立っているかが明快です。
そんな飲食業界も、新型コロナウイルス感染症の拡大による、客数減・時短営業などでこの3年間大打撃を受けました。
しかし、雌伏3年!いよいよ復活の兆しが見えてきました!泣く泣く飲食業から離れた方も復活のチャンスです。
一度トコトン落ち込んだ市場も2019年の8割くらいまで回復してきました!(バクっとですけど。)
お客様の回復とともに、飲食業界の求人も引く手あまたの回復となっています。
売り手市場となった中であなたがじっくりと探すのに最適な飲食業用の求人サイトを、
飲食業界経験豊富で現在も某企業の幹部として経営に携わる筆者が厳選して紹介させて頂きます!
飲食店業界専門の転職サイトおすすめ3選
飲食業界専門の求人サイトにはそれぞれの強みがあるので、各サイトの特徴をつかんでください。
✓ 地方から首都圏に出てくるならキャリアメニュー
✓ Itk(アイテイーケー)飲食店特化で17年
✓ フミダスで飲食業界以外へ
地方から首都圏に出てくるならキャリアメニュー
転職エージェントが首都圏の企業の中からあなたに合う企業を厳選して紹介してくれます。
主に地方から首都圏へ出て来る外食企業勤務希望者をサポートするサイトです。
従って、求人はほとんど首都圏のものとなります。
今勢いのある飲食店専門に250社の成長企業をご紹介します。
地方から首都圏に引っ越す場合のライフプランまでをサポートしてくれます。
ご利用の流れ
- ご登録 ・・・・・ 登録はたったの30秒。もちろん完全無料。
- 面談 ・・・・・ あなたを知るために面談させて頂きます。
- 求人の紹介 ・・・ 面談結果を踏まえあなたに合う求人をご紹介します。
- 面接の練習、
履歴書の添削・・・ 面接に向けて無料でコーチングします。 - 面接本番 ・・・ 面接で聞けなかったことをエージェントを通して聴くことも可能で す。
- 内定・ご入社・・・ 入社までをエージェントが全力サポートします。
求人例
エリアマネージャー 居酒屋
東京銀座で50年コロナ禍でも新店リニューアルの安定企業!
銀座を中心として様々な業態を出す老舗企業。長年培った飲食業のノウハウを直で学ぶことができます。今後もどんどん出店予定なので活躍の場は無限大です!
待遇 30万~40万
キャリアメニュー公式サイト
店長 ひもの居酒屋
地元築地で愛される人気企業!コロナ禍でも盤石な体制!
地元築地で連日連夜大行列のお店。飲食店の中では珍しく年末年始もお休みがあります。経験者はもちろんのこと未経験者も大歓迎ですので飲食業界に飛び込みたい人にもおススメです!
キャリアメニュー公式サイト
ご利用者の声
店長290万 ➡ マネージャー 320万
地方在住で、高校卒業した後地元の居酒屋でずっと正社員として働いていました。もっといろいろな業態を見てみたいという思いと、東京に1度でいいから出てみたいという思いがありましたが、知り合いがいるわけでもないので、結局東京行きはなあなあなまま日にちは過ぎていきました。
そんな中キャリアメニューと出会い、東京での転職先が決まりました!それだけでなく私の休日の過ごし方から寄り添って住居も相談に乗ってくれました!東京ライフ、出勤日も休日もどっちも最高に楽しいです!!
店長 420万 ➡ マネージャー480万
以前にも転職エージェント経由で転職したことがありましたがメイン業務や休日・給与面の待遇が大きく離れていました。
今回は結婚を機に待遇面のアップのためにキャリアメニューを登録してみましたが沢山の求人があるため、色々な選択肢から自身のキャリア・プライベートについて考えることができてとても良かったです!その中でも記念日休暇や、家族手当がある企業に入社することができました!
Itk(アイテイーケー)飲食店特化で17年
外食産業・飲食店に特化した転職支援サービスです。
飲食店に特化した求人サイトとしては最も歴史が古く17年になります。そのため業界内でのシェアと知名度は高く、採用者数や取扱求人数はトップクラスの実績があります。
飲食業界という括りの中では幅広い業態や職種をカバーしています。
大手企業の飲食店から個人店まで対応していて企業からの信頼も厚いです。
また、年齢も18歳から50代まで幅広く、学歴や経験の有無にもこだわらない幅広い求人が網羅されているのが特徴です。
経験豊富なキャリアプランナーが転職相談を直接面接して行ってくれます。
面接の日程調整や給料等の交渉もしてくれるので心強いです。
直ぐに転職しなくても登録して今後のキャリアについて相談してみることも可能です。
一人で行うと転職活動は大変ですので頼れるアドバイザーに相談できるだけでもありがたいですよね。
飲食求人なら【アイティーケー!】フミダスで飲食業界以外へ
最後にこちらはちょっと変わり種で、この記事の趣旨とちょっと違うかもしれませんが“飲食業の経験者が飲食店で働いている20~29歳の男女を対象に飲食店以外の求人を案内している”サイトとなっています。
飲食店での就業経験やスキルを活かせる仕事を提案してくれます。
実際の活用事例
Yさん ホールスタッフ 施工管理
経験則に基づいたサポートが本当に助かりました。他の転職エージェントにも登録はしていたのですが、どこも自分が飲食店出身ということを強みとして見てくれなく、自分に自信が持てずにいました。そんな中フミダスさんは、実際に飲食店から未経験職種に転職成功されたアドバイザーさんが担当でしたので、自分の強みを最大限に引き出してくれて無事希望企業へ入社することができました
Tさん 焼肉店店長 モバイル販売
これまで飲食店店長として勤務をしていたのですが、初めての転職活動で不安だったのですが、担当アドバイザーさんも同じ飲食店出身という共通点があり、親身に相談に乗ってくださり、無事第一志望の企業へ入社することができました。
入社までの流れ
1. 登録・・スマホで簡単に入力します。
2. 転職相談・・転職アドバイザーがあなたに合う求人をご紹介します。
3. 応募書類を添削・・履歴者・職務経歴書を添削して、志望動機や自己PRのアドバイスもします。
4. 面接・入社・・面接対策から入社日の調整までをサポートします。
2021年6月からの1年間で約10000件もの転職相談実績があるので安心して登録してみてください。
各飲食求人サイトのメリット・デメリット
各サイトにより、色々と特徴がありますね。
雇用形態 | 求人対応エリア | 主な対象年齢 | 主な特徴 | 運営会社 | |
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キャリアメニュー | 正社員 | 首都圏 | 20歳~30歳 | 地方から首都圏に出て来る 外食産業希望者 | 株式会社トリプルスリー |
itk | 正社員 | 全国 | 18歳~50代 | 飲食業界に幅広く豊富な求人 | 株式会社itk |
フミダス | 正社員 | 全国 | 20歳~29歳 | 飲食業界から他業界への転職 | 株式会社Atip |
自分の希望に合った飲食業求人サイトに登録しましょう。
各サイト様々なのでしっかり特徴をつかみたいですね。
飲食業に就業するコツとスキルは?
飲食店に就業する場合、職種がホールなのかキッチンなのかで大きく仕事内容がかわりますよね。
✓ ホール・接客の場合
✓ キッチン・調理の場合
ホール・接客の場合
お客様を案内する、ご注文を聞く、料理を提供する、お会計をする、テーブルを片付けて次の用意をする、特別なスキルを要する難しいことはなさそうなので誰でもできると思われがちです。
ところが誰でもできる難しいことではないのと思われているために、まるで接客に向いていないのにこの仕事に就いている不幸な例ををよく見かけます。
また、ベテランだったりします。
新人は要領を得なくても謙虚な対応ができるとお客様に好かれます。
ぶっきらぼうなお客様対応しか出来ないのにこの職業を長年やっている残念な方は意外と多いですよね。本人もお客様もお互いに不幸にしているのに、日本になんとこの例の多いことか!
接客って天性のものが大きいので、向いている方がこの職業について欲しいですよね。
もちろん、努力で接客力を向上することも出来ますが、愛想の無い人は自分の欠点について自覚していないし、悪いと思っていないので、改善の努力を鼻からしようとは考えていませんね。
キッチン・調理の場合
本当は料理こそ個人のセンスが問われるものですが、安心してください一般的な飲食店では個人の技量で料理の味や盛り付けに差が出ないようにマニュアル化されています。
同じ店で作る人によって味が変わったら困りますものね。料理人の技量で勝負するのはミシュラン系の店とかですよね。
銭を払ってお食事を楽しみたい方が待っていらっしゃるので、求められるのは基準通りの作り方でよりスピーディーに提供できる能力です。
どんなに心を込めて作った料理でも、来店してから1時間もたって提供されるものではお客様は怒ってしまいますよね。
飲食業界で持っているとと良い資格
飲食業にも持っていたら良い資格があります。以下に紹介する3つは基本です。それ以外にも業態によりさまざまありますね。
✓ 調理師免許・・・・・調理業務従事なら持っていたい!
✓ 食品衛生責任者・・・店舗責任者は必須。
✓ 防火・防災管理者・・これも店舗責任者なら必要に迫られます。
調理師免許
調理師専門学校を卒業するか、2年間以上の飲食店調理業務の従事をその店舗に証明されるのが受験資格です。
合格率も高く、それほど難しい試験ではありません。逆に落ちると恥ずかしいのでしっかり勉強した方が良いです。
試験科目は食文化概論、衛生放棄、栄養学、食品学、公衆衛生学、食品衛生学、調理理論の7科目です。
受かる落ちるに関わらず、調理に従事する者として食品衛生の知識はしっかり付けておきたいですね。
また、県によって難易度が違うと言われているので、比較的合否判定がやさしいと言われる県の試験を受けるのもありです。(今後、全国統一問題、統一日程になる予定とのことです。現段階では連合して試験をしている県もあります。)
保健所で申し込むと試験対策の講習会を開催している県もあるのでやや費用は高いですがそれに申し込んでおくと試験対策としては良いです。
更にワンランク上の職人という生き方にも憧れる方はこちらを参考にどうぞ ↓↓
▷50歳から職人を目指すことは可能なの?寿司職人になれる学校【3選】
食品衛生責任者
簡単に言ってしまうと、調理師または栄養士、製菓衛生師などの資格を持っているか、都道府県知事等が行う食品衛生責任者になるための講習会の受講を修了することが必要です。
食品衛生責任者になるための講習会は1日講習でその後に実施される簡単な試験に合格すればすぐに資格を取得できます。
良く店舗のレジ後ろなどに掲示してある店長などの店員の名前が書いてあるお札がそれです。これをなくして、飲食店は開業できず、屋台や店内調理のコンビニなどでも掲示してあるので確認してみると良いですね。
防火・防災管理者
店長若しくは店舗の責任者になると、消防機関に消防計画を提出しそこで防火管理者の選任が必要となります。そこで指定講習機関が実施する甲種(2日間)が乙種(1日間)の防火管理者講習の課程を修了する必要があります。
新店舗開店などで必要に迫られたときに講習を受けるだけで、特に事前勉強などは必要ないので心配することはありません。
飲食業界の抱える3つの課題
コロナ禍を経験して飲食業界は大きく様変わりしようとしています。
✓ 慢性的な人手不足
✓ 仕入価格の高騰
✓ マンネリによる集客力の低下
慢性的な人手不足
飲食業界はコロナ禍前でも人手不足と騒いでいたのに、コロナ禍で多くの人材を手放してしまいました。当時は企業の生き残りのため仕方のない判断でしたが、コロナが下火になったところで急に求人をかけても人材は戻ってきません。
また、仮に集まっても新人ばかりで人数がいるのにお店が回らないという場合も多いですね。
外国人雇用もかなり進んできましたが、仕事がコンビニほど定型化できないので、コンビニほど外人さんは多くなっていないですよね
配膳ロボットもあっという間に広がりました。ネコ型ロボットなどそれ自身で魅力付のできるキャラなどもいますが、大概は今のところ、補助的役割にとどまっています。
これから環境的にも厳しくならざるを得ないので、心の底から飲食業を愛せる人でないと続けて行くの難しいかもしれません。
それでも、やめられない止まらない飲食業の魅力に取りつかれている飲食バカな(笑)あなたは是非↑↑上記飲食業界転職サイトで良い求人をお探しください!
仕入価格の高騰
肉も魚も卵も牛乳も粉ものも、そうひどいのはアブラ・・・・。食材の値上がりは留まるところを知りません。
いつもの飲食店に行ってお会計をすると「あれ?今までより高くなっている!」とか「量が減っている」とか商品への転嫁も進んでいます。
これ気を付けないとお客様離れが起きる原因に一番なりやすいです。
お店としては仕入の値上がりした分だけを商品価格に転嫁したつもりでも、お客様の肌感覚を考えてやらないと危険です。
お客様目線になって売価や商品ボリュームを考え直さないとお客様離れを起こします。
飲食店の転職を考える時にはまずお客様としてその店舗に行ってお客様として良い店なのかを確認してからにしましょう。
事務や工場の仕事と違って、お客様として店に行くことが職場見学になるのですからありがたいですよね。
しかし、意外と多いんです。求人情報サイトだけ見て応募する方。「当店にお客様として来たことはありますか?」と聞いて来店経験があるのは50%くらいなものです。
マンネリによる集客力の低下
昔、外食はハレのイベントでした。もちろん今でもハレの日の外食重要は大きいものの、もはや外食は多くの人にとってあまりにも日常茶飯事な事になってしまいました。
メニューやアイデアも新食材も出尽くしてしまいました!もはやワクワクドキドキするような新しいアイデアはありません!
感動が薄れるとお客様の来店頻度は落ちて客単価も下がります。次から次に新しいお店が出来ては消えていく完全にレッドオーシャンな業界です。
それでも飲食業界で転職をしたい! あなたは、正しいです。
実はまだまだ一発のアイデアで逆転が可能な、大きな資本を必要としない業界なのです。ただし市場は飽和しているので、行列の出来ている店舗と閑古鳥が鳴いている店舗の差が明白なのです。
求人サイトに登録をして、良い求人があったらその店舗にお客様として来店して、繁盛店なのかそうでないのかなども確認してから決めるのがおすすめの転職活動方法です。こっそり職場見学が可能なのが飲食業界転職のメリットなのですから!
まとめ 飲食店に強いおすすめ転職サイト3選。飲食店の正社員は楽しい!
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