もう限界だ。これ以上勤めると自分が壊れる・・・。
働くことが美徳の日本人中高年は仕事を辞めることに罪の意識を感じてしまいます。
中高年の我々は耳慣れないサービスを使うことに最初は抵抗感を感じます。
でも色々調べた結果↑、退職代行を使うことが悪くないのはよく分かった。
しかしながら数ある代行業者の中から、どの代行会社を選べば自分にピッタリなのだろう?
退職代行会社 | 特徴 | 公式ページへ |
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退職代行モームリ | テレビで話題の退職代行 | 退職代行サービス【モームリ】公式 |
退職代行ガーディアン | 労働組合の退職代行 | |
退職代行リーガルジャパン | 退職実績1500件以上・24時間対応 | |
弁護士法人みやびの退職代行 | 安心・確実の弁護士法人 |
退職代行の運営もとによる対応範囲の違い
退職代行サービスには大きく分けて民間企業運営・労働組合運営・弁護士運営の3種類があります。それぞれの運営もとによる特徴により、対応範囲が違うのでそこを見極めて自分の状況にあった退職代行会社を選ぶことが大切です。
民間企業運営の特徴
✓ 退職の意志の伝達
✓ 低料金なので費用をかけたくない人におすすめ
労働組合運営の特徴
✓ 退職日・退職金の交渉
✓ 有給休暇の取得の交渉
弁護士運営の特徴
(民間・労働組合の対応にプラスして)
✓ 未払い賃金の支払い交渉
✓ 万が一訴訟になった場合の対応
社歴の長い中高年は特に大きなトラブルにならなそうなら労働組合の運営の退職代行を選び、もしも少しでも揉めそうなら弁護士運営の退職代行を頼むのが良いでしょう。
退職代行の運営もとによる料金の違い
一般的に退職代行の料金相場は3万円~5万円前後と言えます。
しかし、運営もとによる料金のベースの違いと各種オプションサービスにより会社ごとの料金体系が違いますので自分に適した会社を料金体系からも良く調べることが大切です。
民間企業運営・・・10,000円~50,000円
労働組合運営・・・25,000円~30,000円
弁護士運営 ・・・50,000円~100,000円
ただ退職の代行をするだけではなく、有給休暇取得サポート・退職後の転職サポート・退職後の引越しサポート・未払い賃金の請求などの各種オプションサービスが無料の場合と別料金の場合があるので確認が必要です。
退職代行を選ぶ時の注意点
✓ 料金が異常に安い
✓ 得体のしれない会社が運営している
✓ 労働組合運営なのに料金の支払先が株式会社になっている
✓ 労働組合なのに退職代行の業務しかやっていない
パワハラ・セクハラ・モラハラ・過重労働その他、数々の労働問題が噴出している昨今では100社以上の退職代行会社が乱立しています。
中には怪しい会社もありますので頼む前に上記注意点を参考に良く見極めましょう。
退職代行を使う前の準備
✓ 会社に置いてある自分の私物を持ち帰る
✓ 会社から借りているものを返却する
✓ パソコンなどのパスワードなど自分しか知らない事項を明確にして置く
✓ 最低限の引継ぎ事項はメモなど残しておく
退職代行サービスを使って退職をすれば翌日から出社しなくても大丈夫になりますので、くれぐれも『バックレ』はしないようにしましょう。
退職代行利用時の流れ
- STEP 1退職代行の会社を選定する
相談は無料でしてくれるところが多いので、何社か連絡して金額や応対でどの会社が良いのか選定すると良いです。
また、退職希望日や有休の消化、退職金などについてあらかじめ相談しておいた方が良いでしょう。
- STEP 2退職代行会社に料金を支払う
ほとんどの退職代行は先払いなので、予定の金額を支払います。
- STEP 3退職代行があなたの会社に連絡
料金が支払われたら、予定の期日にあなたの退職を退職代行が伝えてくれます。
あなたは特に何かする必要はないので、ゆっくりして今までの疲れを癒しても良し、次の仕事を探すのも良しです。
- STEP 4退職代行からあなたへ連絡
あなたの退職が完了したことについて退職代行サービスから連絡が来ます。
もしあれば、あなたの私物や離職票の受け取り、会社備品や保険証の返却なども確認して代行してもらいましょう。
- STEP 5無事に退職完了
新しい人生を歩みましょう
各退職代行サービス業者のおすすめポイント
退職代行選び方のまとめ
今回は数ある代行業者の中から、中高年のあなたにおすすめの退職代行業者を3社にしぼってご紹介させていただきました。
各代行業者の特徴が分かったら、自分の要望と料金が適切な代行業者に電話をかけると良いでしょう。
特に中高年は労働組合の退職代行か、費用が掛かっても安心確実な弁護士法人の代行業者を選んだ方が良いですね。