転職したいんだけど、毎日忙しくて自分で求人を探してる時間はないんだよね。
時間がないのはいい訳ね。まだそれほど本気で転職しようと思ってない証拠ね。
まあその通り….。でもそろそろいつかの為に検討はしておきたいのだよ。
テレビコマーシャルでも流れているように、リクルートダイレクトスカウトは登録をしてあとは待つだけ。自分に合った求人をメールで送ってくれます。
すぐに転職する気がなくても、いつ会社や自分の状況が変わるか分からない世の中で登録をしておいて自分の市場価値を見定め、いざというときに備えておくのはとても大切です。
この記事は会社で人事部長も兼務する（地方の中小企業の為）筆者が企業側と転職者側の両面からリクナビNEXTを研究して、中高年・50代の転職に役立つかどうかという視点でお伝えします。
今回も実際にリクルートダイレクトスカウトの登録して活用している中高年である私から見た、リクルートダイレクトスカウトの登録方法から活用方法、メリット・デメリットなどを具体的に紹介します。
✓ リクルートダイレクトスカウトの特徴
✓ リクルートダイレクトスカウトと他転職サイトとの比較
✓ リクルートダイレクトスカウトの登録方法
✓ 50代中高年の転職にリクルートダイレクトスカウトは向いているのか？
もはや終身雇用制度の崩壊した日本のサラリーマンである以上、常に転職を視野に入れておかないと安穏とはしていられません！
とくにあなたが狙うのがハイクラス転職ならリクルートダイレクトスカウトを使うべきか否かをご検討ください！
リクルートダイレクトスカウトの特徴は？
“ハイキャリアに、スカウトという選択肢を”と謳っているので他の転職サイトと比較してややハイキャリアよりの転職サイトとなっています。旧キャリアカーバーというやはりハイクラス求人のサイトがリクルートの名前を前面に出してリニューアルされた感じです。
Point 01 転職決定年収 平均950万円以上（2021年4月時点、ハイキャリア会員のみ）
Point 02 年収800万円～2,000万円 求人多数
とありますが、地方の中小企業勤務でハイキャリアとは言えないな私が登録していても一応、月2くらいでスカウトのメールがきております。
ハイキャリア志向ではありますが,そこそこの方でも登録が出来てそれなりにスカウトを頂けるツールであると言えます。
現在はややローキャリアでも、転職をステップアップにしてハイキャリアを狙っていこうとする方にはうってつけではないでしょうか！
他方、ハイクラス転職においてはより有名なビズリーチ（Bizreach）も同時期に登録をしていたのですが、こちらの方はあまり私にはスカウトを頂いておりません！
ビズリーチは良くも悪くも本当にハイクラスの方向けの転職ということで、ローキャリアなサラリーマンが登録してもほぼ意味をなさないようであります。
リクルートダイレクトスカウトと他の転職サイトとの比較
狙い目の転職サイト、リクルートダイレクトスカウト、マイナビ転職エージェント、DODA、ビズリーチの4社の比較表です。
50代中高年には、ハイキャリア向けのサイトが相性良いと言えるでしょう。
| リクルート ダイレクト スカウト | マイナビエージェント | DODA | ビズリーチ | |
 |  |  |  | |
| 対象年代 | 20代～50代 | 20代～30代 | 20代～30代 | 20代～50代 |
| 主力 業種 | 全業種 | 営業・メーカー・技術職 | 全業種 | 全業種 |
| 求人数 | 17,000件 | 非公開 | 35,000件 | 80,000件 |
| コメ ント | ハイクラス転職向け | 独占求人多数大手転職エージェント | 転職者満足NO1求人数多数 | ハイクラス転職向け |
| 公式 サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ | https://mynavi-agent.jp/ | https://doda.jp/ | https://www.bizreach.jp/ |
リクナビ3兄弟、リクナビネクスト・リクナビエージェントも参考に読んでください。↓↓
50代の転職にリクルートダイレクトスカウトは向いている？
リクルートダイレクトスカウトは50代のわたしにでも、スカウトメールが届いているので中高年層でも大丈夫といえるのではないでしょうか。
実際問題、管理職採用などはある程度高年齢でないとキャリアはつかないのでそこは企業も織り込み済みだと思われます。
現在某地方企業で人事部も兼務している私ですが、当社でも役職手当をプラスしたキャリア採用に力を入れております。キャリア採用はやはり30歳台以上からを想定します。すると家族手当や各種手当も考慮していかなくてはならなくなるので必然的に給与が上がっていきます。
ハイキャリアであることはある程度の高年齢である場合が多いので、リクルートダイレクトスカウトは中高年向きの転職サイトであると言えますね。
リクルートダイレクトスカウトの登録方法
リクルートダイレクトスカウトの登録は無料で簡単です。
いずれからでも簡単に登録できます。無料でメールが届くだけで、煩わしい勧誘的なものは一切ないので登録しておくだけでも絶対に損はないです！
メールを見れば自分に興味を持ってくれる企業のレベルが分かります。
興味がなければ放置しておけばよいし、転職活動を休止するときはメールを一時停止にすれば良いだけです。月額料金を払っているサイトとは違うので退会するときもそんなにわずらわしくありません。
リクルートダイレクトスカウトに登録したら、レジュメをしっかり書こう！
レジュメ（職務経歴書）は他の転職サイトに比べても細かくありません。
しかし、どの転職サイトでも同じですがレジュメ（履歴書・職務経歴書）をみてスカウトはあなたを選んでくるのでここに力を入れてしっかりとしたものを作り上げましょう。
もちろん、あなたの名前、住所などのプライバシーにあたるものはあなたが企業に実際に応募するまでは伏せられているので心配することはありません。
より良いスカウトを得るためには細かく熱意のこもった渾身のレジュメを作りましょう！もちろん嘘はいけませんが！
基本条件以外に、職務経歴、学歴、語学力、資格、希望条件の項目があるので特に職務経歴のところをしっかり書きたいですね。
正直語学力のところはほんとにハイクラスの方でないと書けないでしょうから、あまり気にする必要はありません。
リクルートダイレクトスカウトの実際のスカウトメール
私はマイナビ転職にも登録をしていますが、そちらほどの頻度ではありませんが程よく月2回くらいのスカウトメールが届きます。
これは個人差があるでしょうから本当にハイクラスの方なら頻繁に届くのかもしてません。
自身のレジュメをもとにスカウトが検討をしてメールを送って頂いているのでそんなに的外れな求人は来ません。
中高年で本気で転職を考えているのならそんなに多くの求人は来ないでしょう。何よりこのスカウトは企業にあなたを紹介するだけです。
採用するか否かは面接をしてから判断することなので、採用される保証は全くありません。
なので転職を成功させたいなら積極的に面接を希望していかないといけませんね。
リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターメール
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リクルートダイレクトスカウトメールより
”登録をしてあとは待つだけ”とはこのことです。
自分から検索をして自分に合う求人を探すのではなく、転職のプロのスカウトがあなたに合う求人を探して紹介をしてくれるのでより精度は上がるでしょう。
自分で探すと、企業名やブランドに目が行きがちです。
自分の知らない企業の中にもいい会社やいい仕事があります。
あなたに合う条件でプロが無料で探して紹介してくれるわけで、こんなにありがたいことはありませんね。
まとめ
リクルートダイレクトスカウトはハイクラスな方向きだけの求人だけではありません。
今後ハイクラスになることを目指しているあなたが転職を探すのにもうってつけなサイトかも知れません。
今すぐ転職を考えてはいない人でも”自分の市場価値を知る”為だけにも、登録するのは無料なのでやっておいて損はありませんよ。
いろいろな企業を知り、職種を知ることは社会を知ることになるので自分自身の勉強になります。
そして、いざというときの備えになりますよ。
