定年後も収入を得るための仕事探し!60歳からでも稼げる仕事の探し方

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転職
葉哲泰    (Ye Zhetai)
葉哲泰    (Ye Zhetai)

老後に必要なお金は2000万円!なんて政府が言うから不安です。(汗)

一流企業に勤めているわけではないのでそんなに退職金は出ません! 貯金もありません!

という、金銭面の問題と

60歳で定年してしまうと、生活に張りがなくなりボケるかな?

生きていくうえで、ある程度の緊張感がないと腑抜けふぬけになるかもしれない。(汗)

日本人の平均寿命男性81.47歳女性87.57歳(2022年、厚労省)でまだまだ伸びるでしょう。

健康寿命男性72.68歳女性75.38歳(2019年-内閣府2022年版高齢社会白書)ということで、動けなくなるまではお金を稼いでいかないと不安です。

私はときどき送られてくる年金定期便と、現在の貯蓄額、これからの収入と支出を40代のころからバクっと考えていた段階でウスウス悟っていました。

まあそんな深刻に考えず、毎日が充実することが生きることだと思います。

可能な限りの最善手を打つために考えていきましょう!

60歳で定年を言い渡された場合の選択

今のところの法律では定年は60歳以上に設定しなければなりません。逆に言えば定年は60歳で良いことになってます。しかしながらこの超高齢化社会で、企業は65歳まで継続雇用制度の導入をしなければならず、結局のところ希望者は65歳まで雇用しなければなりません。また70歳までの就業確保措置を講じることが努力義務となっております。(2013年高年齢者雇用安定法

 政府としては実質65歳定年に持っていきたいのです。なぜなら年金の支給が基本65歳からだからですね。

 しかしながら実態は定年を60歳とする企業が72.3%、65歳とする企業が21.1%にとどまっています。(厚生労働省-就労条件総合調査の概況-令和4年)

まだまだ定年をいったん60歳としている企業が大多数ですね。今いる会社に大きな不満がなければ定年再雇用してもらうのが一番なのですが・・・。

今の会社で定年再雇用で働く

定年再雇用のありがちな罠が、給料を半分近くに落とされることです。相場は定年前の給料の50%~70%ということです。雇用保険の高年齢雇用継続給付金をもらうのが60歳の給与の75%以下という規定があるため、それが支給される割合まで給与を減額されるのが一般的ということです。

役職定年というやり方も多いです。部長なり課長なりの役職を取ることによって、部長手当や課長手当にあたる給与を削減する方法です。

企業にとっては人件費のコストカット、若手へのポストの提供などメリット満点です。

ただし、コストカットの当事者たる60歳中高年はいたたまれません!

役職と給与を取られたのに定年前とほぼ変わらない仕事をしている場合などは不満が爆発しますよね。

会社によってその規定はかなり違うので、自分の会社の規定を定年する前から良く見極めて天秤にかけておくことが大切ですね。

今の会社で定年させられないように出世する

そうです、役員待遇になってしまえば良いのです。完全に経営者サイドに廻ってしまえば定年も給与減額もありません!

大企業・公務員なら天下りさせて頂く・・・。素敵な響きですね。(笑)

まぁ一般大衆サラリーマン庶民にはご縁の無い話かもしれません。(泣)

ところでトランプバイデンも日本なら後期高齢者に当たる年齢ですが、出世する人は健康体ですよね。出世を望むならまずは健康体になることですね。

余談ですが私の勤めている企業の会長は80歳過ぎですが週3プールで1km泳ぎます。

他の会社に正社員として再就職する

今いる会社の定年再雇用の実態と照らし合わせて損得を考えましょう。定年後もあまり給与の下がらない会社もあります。

あなたのいる会社があまりにも給与が下がり、仕事内容にも不満が出そうな場合はまず高年齢者でも正社員としてそれなりの待遇が見込める仕事を探しましょう。

現職の経験を活かせる仕事なら大幅な給与ダウンにならない可能性もあります。

→後の記事の退職後の仕事の探し方を参考にして下さい。

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個人事業主として働く

定年後は人に雇われるのではなく、自分で起業して働きたいですね。

ただ、“会社を作る”などと大きく考えず、小さなビジネスを大きく育てていく種を若いうちから蒔けていれば良いのですがね。口で言うのは簡単ですが実際は難しいです。

可能性があるのが 

1. せどり 
2. 動画編集 
3. プログラミング 
4. ウェブデザイン
5. ハンドメイド 
6. YouTube配信 
7 ブログ・アフィリエイト 
8. コンテンツ販売 
9. コンサルタント 
10. Webライター

(出典:本当の自由を手に入れるお金の大学/リベラルアーツ大学より)

いきなりお店を構えたり、オフィスを作って人を雇ったりすると失敗した場合のリスクが大きくてかえって老後が心配になります。現職でよほどのツテや人脈がない人はスモールビジネスからコツコツ育てましょう。

ただし、副業レベルから始めると退職後の収入の柱にはなりません。早めに始めておかなければ定年後の大きく稼ぐ柱にできませんね。

起業を目指す方はこの記事を!

起業を考える方はアントレnetに登録をしてどんな起業が自分に合うのか検討すると良いです。

非正規雇用フリーターで働く

 実際はここに当たるケースが多いでしょう。元々第3号被保険者として扶養の範囲で働いていた主婦の方たちが定年の年齢になっても同じ条件でそのまま働いている場合は問題はないでしょう。

正社員としてある程度のポジションで働いていた中高年のサラリーマンが、継続雇用を断り、転職で正社員にもなれなかった場合にどこまで割り切ってフリーター(アルバイト)で働けるかですね。

法律の範囲でまっとうに働いて、時給1000円の時代で1000円×8時間×23日=184,000円位の月収が見えてきます。

既に子供が育っていてお金がかからない老夫婦2人暮らしなら、大きな支出さえなければやっていけますね。

自分に向いている楽しい仕事を見付けましょう!

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資格や経験があれば60歳からでも正社員で働ける可能性のある仕事

資格や経験を武器に60歳過ぎても正社員の仕事に就こう!

✓ マンション管理
✓ 警備
✓ 飲食店
✓ ドライバー

マンション管理

マンションの保守・点検・清掃など管理全般を行う仕事です。特別なキャリアは必要なく体力的にもそれほどきつくないのでシニアに打って付けの職種です。

資格があるのでそれを取っているとさらに良いでしょう。

〈管理業務主任者〉

マンション管理者の上長に当たる管理員を束ねる立場です。

誰でも受験できますがそれなりに難しく合格率は20%ぐらいです。

〈マンション管理士〉

国家資格で法律の知識が求めらます。合格率も8%と簡単ではないですね。

〈マンション管理員〉

一般的なマンション管理人です。

業務としては、受付・点検・巡回・立会・清掃・報告に分類されます。

勤務体系も住み込みの場合と常駐勤務・スポット勤務とあり、そのマンションの規模や必要性により変わります。

警備

 実際にシニアが警備の仕事をしている場面をよくみますよね。シニアに向いている仕事と言えますが、分類すると

1. 施設警備 
2. 交通・雑踏警備 
3. 貴重品運搬警備 
4. 身辺警護

に分けられます。

もちろんシニアには1.の施設警備が向いてます。

事務所・商業施設・ビル・駐車場などを巡回警備する仕事ですね。

シニアでも積極採用している会社も多いので直ぐにではなくても正社員登用の可能性のある会社を選んでおくと良いでしょう。

警備業務検定があり、警備員指導教育責任者という資格もあるので、キャリアアップも可能です。

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飲食店

誰でもできると思われがちですが、機敏な動きと機転が利くことが求められるるので意外とシニアから始めるのは大変です。

接客調理はある程度経験者でないと難しいです。経験がなく飲食店で働く場合は洗い場(皿洗い)になることが多いでしょう。シニアの場合逆にそれが気が楽で良いという場合もあるでしょう。

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調理師/食品衛生責任者

調理師免許を受けるには調理師専門学校に通うか、飲食店での2年以上の実務経験が必要となります。

食品衛生責任者は所轄の保健所で行われる講習会に1日参加すればもらえます。コンビニの店内キッチンでも屋台でも食品衛生責任者のプレートを出していないと調理品の販売はできません。

調理の経験や技術があればしっかりとシフトに入れて重宝がられるでしょう。

特に、肉や魚をおろせる・寿司を握れるなどの技能があれば正社員並みに扱われます。

また、それだけの技術があれば自分で店を開業することも視野に入るでしょう。

飲食店を道楽感覚で開業する人は長続きしませんが、技術と経験に裏打ちされた人が開業する場合には成功しやすいビジネスともいえます。

シニアでも遅くない!本気で飲食店の技術を身に付けたい方や飲食店の開業を考えている方には飲食人大学がおすすめです。

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ドライバー

タクシー、代行、運転手、トラックなど運転手の仕事は高年齢でも正社員で雇用される場合も多い仕事です。

需要も多くシニアにうってつけな仕事です。多くのシニアが働いているので、運転に自信のある方なら考えてみる価値の高い職種でしょう。

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大型自動車免許/普通自動車2種免許

大型トラックの運転やタクシーの運転にはこれらの免許が必要です。

タクシー業界の人手不足の背景から最近は2種免許の取得のために金銭的・時間的サポートををしてくれる会社も多いです。

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非正規雇用でもシニアの需要が高い仕事

非正規雇用だが、シニアの需要が高い仕事があります。

✓ 製造
✓ 清掃
✓ コンビニ
✓ 小荷物配送
✓ 家事代行

製造

それほど技術を要さないものを選べばシニア特に向いている職種と言えるでしょう。

日々決まった時間や作業を繰り返すことで1日のリズムも出来て生活の張になります。

シニア向けには技術や力を要するものより、根気強さが求められるものの製造が求められています。

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清掃

「年を取って定年してからは煩わしい人間関係とはなるべく関わりたくない!」という方におすすめです。

ほぼ非正規雇用の短時間労働ですが、自分の世界観の中で完結できるのでめんどくささとは縁遠い職種です。

コンビニ

コンビニの店員さんは今や外国人さんが多いですが、もちろんシニアでも可能です。

コンビニの仕事は普段来店して見ているので分かりやすいですよね。

主にレジ業務ですが、納品の整理・品出しも重要な仕事です。お客さんが少ないときの店員さんは主に品出しか掃除をしてますよね。

気軽に始められて、何をするのか分かりやすいのが良いところですね。

小荷物配送

Amazonなどの普及で小荷物を配送する仕事は需要が増え続けています

運送会社に非正規として雇用されるだけではなく、今は個人事業主として業務委託でやることが多くなっています。

働いている時は基本的に一人なので、煩わしい人間関係や就業規則に縛られない比較的自由度の高い働き方ができるのがメリットです。

もちろん、動き回る仕事なので、重たい物こそ運びませんがそれなりの体力は必要でしょう。シニアは“健康づくりの為それなりに動いていた方が良い”とも言えますので、考え方次第ですね。

家事代行

個人宅などをシルバー人材センターから紹介されて請け負うことがある仕事です。

大きむ稼ぐことは難しいですが、主婦業を長年こなしてきた方ならそのままのスキルで即戦力で働けます。手っ取り早い仕事の一つですね。

退職後の仕事の探し方

退職後の仕事探しには公的機関があります。

✓ ハローワーク
✓ シルバー人材センター

ハローワーク

退職後は取り敢えず、ハローワークに行くべきでしょう。定年退職とは言え

  1. 働く意思と能力がある
  2. 離職日以前2年以内に12カ月以上の被保険者期間がある

の2項目の基準をクリアしていれば失業手当はもらえます。

  1. に関していえば、もちろん積極的に就職活動をしていなければなりません。

ただし、定年退職は会社都合となるということなので「会社都合退職」として申請を行いましょう。

ハローワークは無料の求人ツールなので各社がこぞって求人を掲載しています。

今はハローワークインターネットサービス求職者マイページを作ればあまたの求人を検索できますので登録をしてみましょう。お近くのハローワークまで出向かなくてもあなたのスマホで求人検索ができますよ。

その他職業訓練や各種補助金などお金のかからないサービスも豊富です。意外とみんな知らないだけなので、お近くのハローワークに出向いて情報収集することも大切です。

シルバー人材センター

シルバー人材センターは都道府県の指定を受けた公益法人です。1982年に発足した社団法人全国シルバー人材センター協議会(現・公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会)のことです。「高年齢者の雇用の安定に関する法律」に基づき、各センターが独立して事業を運営しています。

 会員は基本理念である「自主・自立・共働・共助」の下、会員自ら組織や事業の運営に参画します。60歳以上になればその地域のシルバー人材センターに登録できます。

シルバー人材センターはハローワークと違い、職業斡旋ではなく依頼主からの要請により会員の適性を判断して仕事を提供していて強制ではないので引き受けるも受けないも自由なのです。

縛りが緩い分、自由度が高いということは報酬や制度面は推して然るべきというところです。自分の住まいの地域のシルバー人材センターを良く調べて、それなりの就労業務と割り切って体験してみることから始めた方がが良さそうです。

シニア向け求人情報サイト

40代から60代に特化した転職サイトで全国に対応しています。さすがの大手求人サイトが運営しているので求人数も多く選びがいのある仕事がたくさん出ています。

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専門のコンサルチームがいて、納得のいく条件を就職先に交渉してくれます。

あなたの経歴や就業条件を就業可能性のある企業に紹介して、企業側から興味を示してくれれば交渉となります。

私の会社にもシニアジョブから紹介の求人が時々届きます。企業からするとちょっとお高めの条件が多いですね。裏を返せば求職者の条件や要望に応えてくれる労働条件を提示してくれるということでしょう。

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まとめ 定年後も収入を得るための仕事探し!60歳からでも稼げる仕事の探し方

ここまでの記事を参考にして頂いた上に、

  1. 年金の受給はどうなっているのか
  2. 老後2000万円問題は実際どうなのか
  3. 60歳定年後に向けて今からどのような自分軸を作ればよいのか

の3つのことを考えて40代後半になってきたら早いうちに、60歳定年後に稼げる仕事青写真を描いていった方が良いですね。

どのように働くかは、結局どのような自分軸で60歳定年後の生活設計を考えるかに大きくかかわってきます。

現代日本社会では60歳定年後の人生が長いので、晩節を汚さないようによく考えていかなければなりません。

大変ですね。(汗)

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