
50代を超えて、このまま今の会社で勤め続けて大丈夫なのだろうか?
30代・40代と夢中で働いてきたけれど、定年の60代が目前に見えてきた今、あらためて悩みます。
✓ このまま今の会社で働き続けるも地獄
✓ 今の会社を辞めて、転職・独立・引退するも保証のない地獄
同じ地獄ならどちらを選ぶのが良いのでしょうか?
✓ このまま今の仕事を続ける場合の対処方法
✓ 今の仕事を退職する場合の対処方法
✓ 転職する場合のベストな施策
✓ サラリーマンを早期に辞めた場合の施策
中高年はここまでの50余年につちかったしがらみで生きていますので、『独り身の方』、『家族持ちの方』、また『家族と離れた方』など個々のパーソナルの状況で対応できることはかなり違いますよね。
会社や仕事の状況だけでなく、『家庭の事情』でも選ぶべき老い先の進路が変わります。
この記事では某地方の某中小企業で、営業部長でありながら人事・労務問題もこなす現役バリバリの管理職として働くわたしが、つちかってきた経験則で実証します。
50代サラリーマンの老い先の行く末は、会社員としての視点だけではなく、家庭の事情とも連動して考えていきましょう。
お年寄りを見ていると分かるように、同じ年齢でも各種能力に個人差が激しくなってきていますよね。
人生の後半戦の階段を踏み外さないために、自分の可能性を検討してみましょう!
今の仕事が嫌になったので会社を辞めたい

今の仕事に納得していないから仕事を辞めたくなるのですが、細かく理由があります。
仕事にやりがいがないので会社を辞めたい
工場で精密な機器を作る仕事をしているのに、その機器が何の部品であり、どこで売られているものなのか知らないで働いている人がいますよね。
自分の会社で作っているものがどういうもので、どこで売られているのか知ることは可能なはずなので、興味を持って調べないなら本人の問題ですよね。
自分のやることが世の中の何に役立っているのか分からないと、やりがいは感じられません。
『まじめに働いて、お給料をきっちりもらえればそれで良い』と思っているだけではダメですね。
『自分はそんなことない!』と皆さん思っているでしょうが、会社の『歯車』なのですからみずから『大きな歯車』にならなければやりがいなんかできませんね。
あなたが今の仕事にやりがいがないのは、あなたの今の仕事に『夢中になれる魅力がない』ということなので、転職なり独立なり早期退職なり考えた方が良いですね。
評価されないので会社を辞めたい
どんな人でもそうなのですけど、他人の評価は的を射て上手ですよね。
『山田君はやる気があって、会社ののぞむ取り組みもキッチリこなす高い能力があるから売上ナンバーワンの支店に配属したのだけどねー。病気になって長期入院かー。やっぱりねー。彼は繊細過ぎるのだよねー。応用力がないっていうか。そんなに根つめて働くことを会社は望んでいるわけではないのだよね。うまくできないのかな~。』
でも、自分の評価で的を射ている人は少ないですね。
『この間の不良品問題の時だって、俺がいたから気付けたのだよ!この商品はオレがアメリカに研修で行ったときに学んだ技術を、当時の開発担当に教えてやったからできた新商品なのだから。こいつの良いところも悪いところも全部知っているのはオレだけだからなー。つまり会社のピンチを救ったのはオレなのだよね。誰も気付いていないようだけど!』
自分の1日の行動を自分は100%知っているけど、他人の行動はほとんど知りませんよね。
あなたの評価は他人が言っていることが正しいのです。
いや自分はもっとできる能力があるし、がんばっていると思うのは、自分のことは100%見えているからだけです。
他人から見た評価があなたの評価の100%なので、あなたが評価されてないと感じたら、それはあなたが自信過剰で自己中な人間なだけですね。
転職、独立は難しいので、早期退職をして可能な範囲でセミ隠遁生活を送るのが良い選択です。
会社の将来が不安なので会社を辞めたい
そもそも日本経済、いや世界情情勢にも不安しかないですよ。
『杞憂(きゆう)』の語源
春秋時代の中国でのこと。杞という国に、天地が崩れ落ちるのじゃないかと憂えて、夜も眠れず、食事ものどを通らない人がいました。そこへ、彼のことを心配した友人がやって来て、「天は空気だから落ちて来ないよ」と言います。すると、「だったら、太陽や月や星はどうして落ちないのだい?」。「あれも、空気が輝いているだけなのだ」。「じゃあ、大地の方は?」。「分厚い土の層だから崩れはしないよ」。というわけで、不安で眠れなかった人もすっかり納得して、二人して大喜びしたということです。
コトバンクより
あなたが自分の会社のことを隅から隅まで知っていて、その会社は危ないと思うなら辞めた方がいいですね。
しかし、経営者は従業員の士気を鼓舞するために危機感を煽ったりするので、実際の経営状況は幹部かお抱えの会計事務所でないと分からないものですよ。
経営状況というよりは、トップの人間性とか、労働環境とか、会社の口コミとかが良くないなら辞めた方がいいかもしれませんね。
不人気業界が新卒採用をするための必勝法
1. 事務所のリホーム
2. 経営企画の作成
3. 採用サイトの作成
4. 学生に直接スカウトを送る
5. 経営陣が採用に積極的にかかわる
船井総研メルマガより
事務所が汚い会社は新卒の採用ができないそうです。
しかし、事務所がきれいでも、公道の植樹を除草剤で駆逐するような会社は危険です。(笑)
人として基本的なことがおかしいと思える会社は将来性がないので辞めた方が良いですね。
ただあなたがその会社にいるのも何かの縁ですから、会社の欠点を良く学んで自分の将来に生かしたいですね。
上司とそりが合わないから会社を辞めたい
上司とウマが合うときは、部下がいうことを聞いてくれない人だったりします。
上司にも部下にも恵まれても、経理の山田部長がまったく人の言うことを聞いてくれなかったりします。
ここは天国ではないのですから、すべての他人と折り合いがうまくいくことはありません。
自分を強く持って負けずに生きていくことも大切です。
ただ、ここまで50年頑張ってきたのだから、これ以上転職や独立して新たな壁に立ち向かう気力の無い方は、無理せずに生きていける範囲でリタイア生活を送りましょう。
社内の人間関係に疲れたから会社を辞めたい
仕事に対して世の中の人の多くは勘違いしています。
サラリーマン生活で大切なことは、業績を上げる事より人間関係を築くことや周りから自分が認められることなのです。
わたしの会社も出世している人はどちらかというと、成績優秀者というよりコミュニケーション能力の高い人ですね。
同じ土俵で同じくらいの能力の人間が働いているので、成績ではそれほど大きな差は付かないのです。
社内の人間関係に疲れてしまうあなたは、コミュニケーション能力が高くないので、ネット産業に手を出すか、早期リタイア生活を考えてみるのが妥当な選択でしょう。
『いや、ちょっとつまずいているだけだよ。』という方にはキャリア相談などにアドバイスを求める方法もあります。
給料が少ないから会社を辞めたい
給料が安くてやってられないよ!という人は多いですが、あなたの年収はあなたの身の丈で妥当なのですよね。でも認めたくないだけなのです。
自分がこんな少ない給与しか稼げない人間であることをみとめたくないのです。わたしもです!(笑)
自分が高級官僚になれるほど能力がありますか?一部上場企業に勤められる人間になれるほど努力をしましたか?
自分で事業を始める才覚や器量もありません!
まずは転職を考えましょう。
転職サイトでは目標給与を設定して転職活動をすることが可能です。
今の年収がベースになりますが、設定した目標給与からくる求人を選んで転職すれば必ずステップアップしていけます。
または、資格を取ろう。
今の仕事に役立つ資格を取って給与アップするか、取った資格で新しい職場にジャンプアップするか。
何もせずに給与が少ないと嘆いている方に未来はありません。文句言っている前に、努力をするしかありませんよね。
労働時間が長すぎるから会社を辞めたい
今の日本において成功している企業のビジネスモデルは、従業員の長時間奉仕労働を前提として成り立っています。
日本の企業がすべて、労働基準法で定める週40時間労働以内でおさめたら日本経済がおかしくなってしまいますよね。
今の日本経済の支配層である60~80代の方は仕事人間100%なので、この世代の方がトップで牛耳っている会社の長時間労働はまず是正されません。
『ワークライフバランス』という概念が確立された30~40代くらいの若手経営者がトップを務める成長産業を狙って転職をしましょう。
違う仕事をしたくなったから転職がしたい

自分も最初の就活の時に、マスコミとアパレルで業界をしぼりました。あまりつながりのない業種ですよね。人それぞれ興味のあることはいろいろですよ。
違う仕事に興味がわいてきたから転職がしたい
年齢も50代を過ぎてくると、給与のためだけではなく自分がほんとうに望んでいる仕事をして生きていきたいという気持ちが強くなります。
今まで家族を養うために、それなりの給与をとれる仕事でガマンして続けてきたという人も多いはずです。
これからは、自分のほんとうに興味が持てる仕事に就いて残りの人生をまっとうしたいと誰しも思いますよね。
50代でも登録可能な求人サイトを知りたい。
リクルートダイレクトスカウト・リクナビNEXT・マイナビ転職などは50代の私も登録していますが、年齢が高いからと言って求人が少ないということはありません。
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数あるスカウトメールの中から、ご開封頂きましてありがとうございます。
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リクルートダイレクトスカウトメールより
まずはいろいろな転職サイトに登録してみてください。
今まで人生経験でみにつけた自分のスキルを活かした仕事がしたい
50代になるとここまでで身に着けたスキルを今の職場ではなく、別の場所で発揮したいという方もいるはずです。
別の場所で発揮すればそれが新たな収入になる可能性もあります。
✓ ビジネス英語をバリバリ使っていて人に教えられるほど自信がある
✓ 人事部長として長年やってきたので面接対策のコツを教えることができる
✓ IT業界で長く勤めているので業界のキャリア形成のコツが分かる
など、人にアドバイスができる自信があればcoacheeでコーチをして副業にすることも可能なのです。
coacheeはスキルシェア型のC to Cプラットフォームなので、スキルを持っている方なら、アドバイザー側(コーチ)になることも可能なのです。
人に教えられるほどのスキルをお持ちの方はコーチとして登録してみてください。
それでもやはり今の会社は辞めたいのでつつがなく退職する方法を知りたい

退職するのには大きなパワーを必要とします。長くいればいるほど築き上げたしがらみがからみつきます。
中高年にもなってあと味の悪い退職はしたくないですね。
円満退社のやり方
労働基準法では、2週間前に退職を告げれば法的問題はありません。
でも、実際のところ最低1カ月は前に退職を告げるのは常識ですね。
しかしながら、会社での重要ポジションについている場合の多い中高年の皆さまは半年から3カ月前くらいには告げないと会社に迷惑がかかってしまうと思われます。
自己都合退社となりますので、次の仕事が決まっていない場合は所轄のハローワークに行って離職票を提出しましょう。
自己都合退社だと失業手当が支給されるのは3か月後になります。
今どきは、よっぽどのブラック企業でない限り、溜まった有給休暇を消化してから退職させてくれます。
有給休暇の残日数をカウントして与えられた権利を行使しましょう。
今勤めている会社にどうしても遠慮が出てしまいますが、このあたりの権利の主張は今や常識で会社も拒むことはできないでしょう。
ネットにいくらでも、退職届のテンプレートが出ているのでダウンロードして、書面でキッチリ退職届を提出しましょう。
円満退社が難しいので退職代行に頼む

退職という負の行為なので、どうしてもトラブルになってしまう場合があります。
言った言わないの議論や、水掛け論を会社として無駄な労力を使って、正論だからと主張しても自分の方が疲弊するだけで意味がありません。
離婚争議と同じで、当事者同士で話し合うのは傷口を広げるだけです。
中高年は大人として、お金を使って解決しましょう。
もう、一線から引退(FIRE)したいので退職したい
心が病んでいるなら退職をした方が良い。
現代の世の中は情報量が多すぎて疲れちゃいますよね。
今あなたの居るところが世の中のすべてではないので、押しつぶされるくらいだったら逃げるに限ります。
でも人間が一番苦手なのが身に付いた習慣を変えることです。
負のループだと頭でわかっていても変えられないのが人間ですね。
人生を変えるには習慣を変えてみましょう!
喫煙をやめる、お酒をやめる、仕事をやめる。
体力的にキツイなら退職した方が良い
とくに肉体労働系の方は年齢が上がってくると辛いですね。
肉体労働系の方でも可能なら管理職になって、デスクワークになりましょう。
わたしも、サービス業系から管理職になりデスクワークになりましたが、今度はひどい運動不足となりました。
1日の中で運動する時間を作ることが課題となっています。
ちなみに先程の記事にもありますが喫煙習慣をやめると5歳くらい若返ります。(個人の感想です)毎日飲んでいたお酒を休みの前日だけに減らすとさらに体が軽くなります。
バイデンさんでもトランプさんでも出世する人は高齢でも健康そうですね。
若い時と同じにしていたのでは、体力が持つわけはないのですが、人間は習慣を変えるのが苦手です。
習慣を変えて健康な体を維持する自信のない方は退職をしましょう。
貯金2000万円ないけれど退職して大丈夫なのか

退職後ハローワークに行って所定の手続きをすれば、失業手当が現在の月給の66%くらい、1年間支給されます。
もちろん、ハローワークで仕事を探して働く意思があることが必要です。
その他、病気やケガややむを得ない事情があれば最大4年間支給されます。
ただし、年金が支給されると失業手当はストップされるということです。
年金の支給は原則65歳からですが、希望すれば60歳から65歳の間でも繰り上げて受け取ることは可能です。
ただし、年金は減額されて、その減額率は一生変わらないということです。
年金を繰り上げ受給している人の割合は国民年金で11.2%、厚生年金で0.6%です。
令和4年の4月から逆に最大で75歳まで年金の受給を繰り上げて受給額を増額させることができるようになりました。
現在の貯蓄額と老後の人生観の問題ですが、50歳を超えたら年金のことを真剣に調べて学んでいく必要がありますね。
生活環境が変わったから会社を辞めたい

習慣を変えることはなかなかできませんが、50代になると、自分の身の回りの環境が次第に変わっていきます。
子供の手が離れたので会社を辞めたい。
パワハラにもカスハラにも耐えて勤め上げたのは、かわいい子息を養うためですよね。
大学を出してやり、就職をすると、あれ?寄り付いてきません!(涙)
逆に言えば、自分の自由にできる時間もお金も増えていきます。
これからは自分の自由な人生を送ることが検討できるのです。
給与の金額の為ではなく、本当にやってみたかった仕事を選ぼう!
親の介護をしなければならないので会社を辞めなければならない
実際に親の介護のために退職をする人は今の世の中増えてきています。
国も介護休業制度の周知を中小企業にも徹底しだしています。
つい最近、わたしの勤務先でも労働局より就業規則への介護休業の明文化と、各事業所単位での介護休業の内容の掲示板への掲載と、周知の指導が入りました。
今まで中小企業の経営者では『知らない』で済まされてきたことも、就業規則で明文化されたことによりシラを通しきれなくなりました。
企業が一番恐れているのは、所轄関係省庁や労働局からの外圧です。
ほんとうは会社を辞めたくはないのだが、今までのようにフルタイム勤務が難しく、『会社に迷惑がかかるから辞めよう』と思っている方は介護休業を申請しましょう。
日本経済は深刻な労働力人口の不足に悩まされているので、今後の方向性としてはフルタイム勤務では無くても会社に残ってくれることを望むはずです。
50代でこれからできること

体力は衰えてきましたが、50余年の人生経験を活かせば新しいことにもまだまだ挑戦できる年齢です。
これから始められること
50歳を過ぎてからサッカー選手にはなれませんが、サッカーの監督にはなれます。
あなたが今まで培ってきた社会人経験を活かして監督業的立場でできることがあるはずです。
✓ 今の会社で管理職になる
✓ マネージャー的な立場で転職をする
✓ 起業・副業で小さな社長的立場になる。
学ぶことをやめたらそこまでです。いくつになっても挑戦できる人が生き残ります。
老後を考えてやらなければならないこと
50歳を超えたらもう一回人生設計のやり直しが必要です。
会社を続けた場合でも、辞めた場合でも、この記事でここまで述べてきた様々なケースを自分の場合に置き換えて考えましょう。
まずはお金のこと。
✓ 貯金
✓ 退職金
✓ 年金
そのあとで、生きがいのこと。
高齢になるほど健康状態に個人差が激しく出ます。
会社を辞めたあと、『もう第一線でバリバリ働かない』というお考えの場合は、特に健康と生きがいを考えていかないとまずいです。
何もせずにいると、日々筋肉が衰え“フレイル”になってしまいますよ。
まとめ

50代で会社を辞めたいと思ったら、それが良いきっかけです。
年齢的に安易に退職することは差し控えて、今後の人生の方向性を考える良いきっかけにしましょう。
✓ 体力が落ちた
✓ 物忘れが多くなった
✓ 視力が落ちた
✓ 髪の毛が薄くなった
など、マイナス面ばかり考えるタイプの人に良い後半戦は訪れません!
✓ 思慮深くなった
✓ 人間が丸くなった
✓ 物を大切にするようになった
✓ 根気強くなった
など、年齢を重ねたことによるプラス面に光を当てて、これからの自分にできることを考えていきましょう。