
普通に業務報告をしただけなのに、怒鳴られました。汗汗⤵
こちらは通常に接しているはずなのに、いきなり感情をあらわに怒鳴るヒトがいます。
知る由もないわたしの脳みそはぐるぐると思いをめぐらしますが、所詮他人の脳みその中見が何を考えているかわかりません。
でも、社会人としてオトナとして、対処していかなければならないですよね。
この記事はいつも理不尽な上司や同僚に囲まれながら職場を生き抜く50代現役バリバリサラリーマンが、今までにつちかってきたリアルな体験と対処法で解説します。
感情的な人が職場でメンドウくさいと思われる理由

✓ 感情的な人が嫌われやすい原因とは
✓ 感情的になる人と論理的な人の違い
✓ 感情的な上司や同僚との人間関係への影響
感情的な人が嫌われやすい原因とは
職場とは言うてみれば、本来自分を無にしてオートメーション機械の一部となりモクモクと作業をすることが理想でありますw。
飲食店の配膳ロボットは月額20万円でも÷30日間÷10時間=時給666円で「疲れた」とか「休憩したい」とか「腹減った」とか言わずに黙ってモクモクと働くのでニンゲンより使い勝手がいいのですね。
ましてや職場で泣いたりわめいたり、怒鳴ったりするヒトはスキームを遂行する上で害悪でしかありません。
感情的になる人と論理的な人の違い
感情的になるのが許されるヒトは、その場を支配できているヒトです。
そうです、職場においては権力を握っているヒトだけが感情を垂れ流すことが許されます。
お坊ちゃん社長とか、お局とか。
論理的になるのは逆にそのカイシャで出世するシャインですね。
理論武装をして生き残りのために戦っているヒト達です。
また逆に、出世をあきらめてしまえば論理的である必要もありませんw。
感情的な上司や同僚との人間関係への影響
誰しもいきなり感情をぶつけてくるヒトとには警戒心をいだいて接します。
つまり、距離をおいて接します。
だから本来感情的なヒトにはヒトが寄りつかず情報が入らないので不便するのですが、そんなことを気にせずとも困らない権力者だから横暴に振舞えるのです。
われわれにとってメンドウくさい相手でも、職場なので付き合わざるを得ないのです。
感情的な人とのトラブルを避ける具体的なコツ

✓ 感情的な態度に冷静でいる効果的な方法
✓ 感情的な発言への適切な対応術
✓ 挑発や悪意ある言動へのスルースキル
感情的な態度に冷静でいる効果的な方法
相手が怒りや不満をぶつけてきたとき、内容を「事実」と「感情」に分けて聞く意識を持つと、自分が感情に巻き込まれにくくなります。
例:「あなたっていつも私の話聞いてない!」
→【感情】怒り、不満
→【事実】具体的に話を聞いていないと感じるエピソードがある?
相手のぶつけてきた感情にはスルーして事実にだけ返答しましょう。
感情的な言葉の裏には、たいてい満たされていないニーズがあるのです。
怒っているに人は「理解されたい」「尊重されたい」と感じている可能性があると考えると、冷静さを保ちやすくなります。
感情的な発言への適切な対応術
対応のコツは「3つの分ける」ことです。
- 感情と事実を分ける
- 相手の発言と自分の反応を分ける
- 今すべきことと後回しにすべきことを分ける
挑発や悪意ある言動へのスルースキル
感情には反応せず、内容に対応することです。
感情的な言葉遣いに腹が立ったとしても、「その言い方や態度は受け入れられない」と伝えるのも大切です。これは「アサーティブな態度」と言われます。
使えるフレーズ
相手の感情に巻き込まれないことが大切ですが、挑発や悪意のある言動をスルーするには
もはやとぼけるしかありません!
【職場の実例】
また定時で帰るんだ〜。余裕あっていいね。こっちはまだ山積みなんだけど?
お疲れさまです。
僕の方は、今のタスクが一区切りついたので、今日はこれで失礼します。
残っている分、明日の朝イチでしっかり対応しますね。
へぇ〜、キッチリしてるねぇ(笑)
「働かないアリ」って、どの組織にもいるらしいからさ〜
……(心の声:来たぞ、悪意のやつ……挑発にのってはいけない)
そうですね、組織って面白いですよね。
僕も一匹のアリとして、地道にやっていきます(笑)
マジで真面目だな……もっと適当にやれよ〜
ありがとうございます。そう言っていただけると、逆に励みになります。
相手から悪意のある挑発言葉が発せられたときは直接の問いには知らんぷりして、ちょっとズレているけどまじめげな返答をするのがコツですね。
職場で感情をコントロールできない人の心理

✓感情的な人が感情を抑えられない理由
✓イライラや怒りを引き起こす感情的な傾向
✓上司や部下に感情的な態度が現れる背景
感情的な人が感情を抑えられない理由
✓ 脳の前頭前野部分が未発達w
✓ 疲労やス睡眠不足でストレスが蓄積しており感情抑制機能が低下している
という場合はある程度仕方がないとあきらめられます。
✓ 感情を抑制しなくて良い環境にある
→ これがパワハラ上司やお局社員が権力でその場を支配している時でタチガ悪いのです。
感情を抑えられないのではなく、感情を抑制する必要がない場合です。
イライラや怒りを引き起こす感情的な傾向
自分の思い通りにことが進まないとイライラや怒りを引き起こします。
世の中すべてが自分の思い通りに事が進むわけないのですが、わがままに育ってきた方は違います。
オトナになるということは自分の感情をコントロールして社会に順応することだということがわかっていません。
上司やお局にに感情的な態度が現れる背景
唸りがちなヒトは自分の責任になりそうなことを回避するために感情的になります。
感情的になるヒトには「まっ、いいか」という考えはありません。
自らの保身を生きていく上で一番大切にしている方たちは、ちょっとしたことで唸るのです。
感情的になりやすいヒトはアタマが悪いの?

✓ IQとEQの違いとは
✓ 知能と感情抑制力は別物
「すぐキレる」「不機嫌になると空気が悪くなる」など、職場に一人は“感情的なヒト”が居がちですよね。つい「この方頭が悪いのかな?」と感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、それは誤解です。
感情を抑えられないからといって、知能が低いわけではありません。むしろ、非常に優秀なスキルや専門性を持っているヒトが、感情的な一面を持っていることも珍しくありません。
問題なのは「感情をうまくコントロールできない」点であり、それが知性(IQ)とはまったく別の能力――いわゆる感情知能(EQ)に関係しているのです。
IQとEQの違いとは
IQ(知能指数)は論理的思考力や計算力、記憶力などを数値化したものです。つまり、頭の良さを測る指標です。
一方、EQ(感情知能)は、自分や他人の感情を認識し、適切に対処できる能力のこと。
こうした能力は、職場での人間関係やチームワークに直結します。
つまり、仕事ができる・頭がいい=EQが高いとは限らず、IQが高くてもEQが低ければ職場でのトラブルの火種になりかねないのです。
知能と感情抑制力は別物
多くの人が「頭が良いなら、感情もうまくコントロールできるはず」と考えがちですが、それは大きな誤解です。
たとえば、優秀な研究者や技術者の中には、高度な専門知識や分析力を持ちながらも、感情のコントロールが苦手な人もいます。
これは、「知能(IQ)」と「感情抑制力(EQ)」がまったく異なる脳の働きによって成り立っているからなのです。
つまり、どちらかが高くてももう一方が低いということは十分あり得るのです。
だからこそ、職場で感情的な人と接する際には「なぜこの人は感情を抑えられないのか?」を、知性の問題と結びつけて考えるのではなく「EQの課題」として捉えることが大切です。
なぜ感情的なヒトは女性に多いと感じられるの?

✓ 女性は共感の生き物
✓ 脳構造における感情性の違いは?
職場や日常の会話の中で、「感情的なのは女性に多い」と感じる人も少なくありません。実際、イライラや涙、共感的な態度など、感情を前面に出す場面では、男性よりも女性が目立つこともあるでしょう。
ただし、それは「女性だから感情的だ」という単純な話ではありません。
このように感じられる背景には、
など、複数の要因が複雑に絡んでいます。
特に日本社会では、「男は泣くな」「感情を表に出すな」といった価値観が根強いため、男性は感情を抑えることが美徳とされがちです。一方で、女性は幼少期から「感情を言葉にして伝える」ことを教えられ、自然と表出する傾向が強まるのです。
では、なぜ女性は感情を表現しやすいのか? その理由を探る鍵は、「共感力」と「脳の構造」にあります。
女性は共感の生き物
女性は、他人の気持ちに共感したり、細かい感情の変化に気づいたりするのが得意だとよく言われます。これは単なる印象論ではなく、実際に女性の方が共感性に優れているという研究結果も多く報告されています。
たとえば、
これらの能力は女性の方が平均的に高い傾向があり、対人関係の場面で「感情を重視したコミュニケーション」が多くなるのです。
結果として、職場でも
といった行動が目立ち、「感情的」と見られやすくなってしまうわけです。
脳構造における感情性の違いは?
男性と女性では、脳の構造にも違いがあり、これが感情の扱い方に影響を与えているとされています。
特に注目されるのは以下のポイント:
また、セロトニンやオキシトシンといった感情に関わるホルモンの分泌にも男女差があることが分かっており、これも感情表現や共感行動に影響を与えています。
こうした生物学的な違いが、女性の「感情豊かさ」や「共感力の高さ」に表れていると考えられるのです。
ただし、これはあくまで傾向の話であって個人差の大きいものです。
感情的になる・ならないは性別で決まるものではなく「その人の性格」「経験」「EQ(感情知能)」なども深く関係しているのです。
参考
感情的なヒトは自分で自覚しているんじゃない?と思われること

職場で感情的になっている人を見ると、「こんなに表に出してて、自分でわかってるでしょ…?」と思ってしまうことってありませんか?
でも実は、多くの感情的な人は、自分が“感情的”だという自覚があまりないことが多いのです。
なぜなら、感情というのは「感じた瞬間」に反射的に出てしまうもの。本人の中では「正当な怒り」や「当然の反応」だと認識されているケースがほとんどです。
そのため、周囲が「また怒ってるよ」「感情で動くなよ」と思っていても、本人は『私は正論を言ってるだけ』と考えていることが多いのです。
この“自覚のなさ”は、なぜ起きるのでしょうか?
✓ 自覚のなさは「防衛反応」でもある
✓ 客観視する力が弱いと、感情に振り回されやすい
自覚のなさは「防衛反応」でもある
人が感情的になるとき、多くの場合その裏には「自分を守りたい」という心理が隠れています。
たとえば…
これらの感情の爆発は、自分の心を守る“防衛本能“として働いているのです。
そしてこの状態になると、冷静に自分を見つめ直すことが難しくなります。結果として、「自分は感情的になっている」と気づかないまま行動してしまうのです。
客観視する力が弱いと、感情に振り回されやすい
自分の感情をコントロールするためには、まず「自分が今どう感じているか」に気づくことが重要です。これを心理学ではセルフモニタリング(自己観察)呼びます。
しかし、感情的な人の中には、この自己観察の力が弱い人も少なくありません。
こういった傾向があると、「自分が感情的になっている」ことにも気づかず、繰り返してしまうのです。
つまり、感情的な人=自覚している人ではなく、むしろ自覚がないからこそ改善が難しいというケースが多いのです。
感情的な人はめんどくさい⁈職場で感情をコントロールできない人の対処法のよくある質問(FAQ)

✓ 感情的な人に無視されたときはどうしたらいい?
✓ 感情的に怒鳴るヒトのパワハラとの違いは?
✓ 情緒不安定な人に囲まれている職場からの転職。今の年齢で転職は遅すぎる?
感情的な人に無視されたときはどうしたらいい?
✓ 無理に関わろうとしない
✓ 冷静に事実を整理する
✓ 必要な業務連絡は淡々と行う
✓ 第三者に相談する
✓ そもそも「健全な職場かどうか」を考える
感情的に怒鳴るヒトのパワハラとの違いは?
感情的に怒鳴る人とパワハラの違い
項目 | 感情的に怒鳴る人 | パワーハラスメント |
行為の頻度 | 一時的・突発的 | 継続的・反復的 |
意図 | 感情の爆発が主(自分を抑えられない) | 相手を支配・排除・萎縮させる目的がある |
内容 | 怒鳴る、イライラをぶつけるなど | 無視、人格否定、過剰な叱責など多様 |
状況 | その場の雰囲気やストレス次第で変動 | ターゲットを決めて計画的に行われる場合も |
法的な扱い | 単発ではグレーゾーン | 条件を満たせばパワハラとして認定される |
パワハラとされる6つの典型的行為(厚労省より)
- 身体的な攻撃(例:物を投げる、叩くなど)
- 精神的な攻撃(例:怒鳴り続ける、侮辱、人格否定)
- 人間関係からの切り離し(例:無視、会議から除外)
- 過大な要求(例:到底できない仕事を押し付ける)
- 過小な要求(例:スキルに見合わない単純作業ばかり)
- 個の侵害(例:私生活への干渉、プライベートを暴く)
こんなときは「パワハラ」かも?
これらに該当する場合は、ただの「感情的な人」ではなく、パワハラに該当する可能性が高いです。
対処法の違い
境界線は「継続性」と「悪質性」です。
一度怒鳴られたからといって即パワハラではありませんが、それが「習慣化」していたり、「人格を傷つける内容」だったりすると、立派なパワハラになります。
情緒不安定な人に囲まれている職場からの転職。今の年齢で転職は遅すぎる?
50代や中高年でも、情緒不安定な人間関係に悩みながら我慢を続けるより、「心穏やかに働ける環境」を求めて動くことは正しい判断です。なぜ今が転職の“遅すぎない”タイミングなのかを解説します。
年齢に合った求人は「確実に存在」する
今は人手不足や専門スキルを求める企業が増えており、50代・60代の即戦力人材を求める企業は珍しくありません。特に、経験・安定性・コミュニケーション能力を評価する企業では、年齢よりも「人柄と実績」が重視されます。
情緒不安定な職場に長くいるリスクの方が大きい
無理を続けると、うつや体調不良、人間不信といったリスクがどんどん高まります。「今の環境では心がもたない」と感じているなら、それはもうサインです。我慢して続けた先に「楽」や「成長」はありません。
自分に合った「落ち着いた環境」を選べる時代
今は「企業風土」や「上司の人柄」を事前にリサーチできる転職サイトも多く、ホワイトな職場かどうかを見極めやすい時代です。たとえば、リクナビNEXTのグッドポイント診断を活用すれば、あなたに合う企業の特徴も見えてきます。
転職に成功する50代の共通点
✓ 自分の「強み」や「経験」を整理している
✓ 無理に若作りせず、落ち着いた魅力を伝えている
✓ 「なぜ転職したいのか」をポジティブに説明できる
✓ ブラックではなく「人間関係の良い会社」を重視している
心が壊れる前に「環境を変える」勇気を
あなたの年齢やキャリアには価値があります。
「この年齢だから転職は無理」と決めつけずに、“人生の後半戦をもっと心地よく生きる”ための転職を前向きに考えてみると良いでしょう。
それでも耐えられないときは?感情的な人がいない職場に転職する選択肢

感情的な人との関係にどうしても疲れてしまった場合、「人間関係が良好な職場」に転職するのもひとつの選択です。
ホワイトな職場を見極めるポイント
求人票や企業口コミサイトなどを活用し、実際の職場環境を確認しておきましょう。
自分に合った職場を見つけるヒント
リクナビNEXTの「グッドポイント診断」などを活用すれば、自分の強みや働き方の傾向を把握でき、ミスマッチの少ない職場探しが可能になります。
また、50代でも活躍できる企業や、シニア採用に積極的な求人も増えています。「年齢だから」と諦める必要はありません。
総括:感情的な人はめんどくさい⁈職場で感情をコントロールできない人の対処法
感情的な人の言動に毎回付き合っていたら、心が持ちません。大切なのは、自分の感情を守ること。
冷静な対応と適切な距離感を保ちつつ、「今の職場にこだわらない」という選択肢も視野に入れてほうが良さそうです。
そして何より、「あなたの心が壊れてまで続ける仕事はない」ということです。
安心して働ける環境は、必ず見つかります。自分の人生を大切にするために、必要な一歩を踏み出しましょう。
✓ 職場で感情的になれるヒトはその場を支配しているヒト
✓ 感情的になりやすいヒトはアタマが悪いわけではない
✓ 感情的になるヒトは自覚がない。自分の正当性を主張する防衛反応である
✓ 感情的なヒトに振り回される職場からは転職をしよう